翔が子供の頃のように、お正月や夏休みは みんなで旅行して。

昔よりも もっと豪華で賑やかに。


みんなが仲良しで。


父親達も母親達も子供達も。


それを満足そうに見つめる祖父母達も。
 


普段の休日も しょっちゅう集まって 食事をする。

お祖父様がいた頃と 同じように。


だから小さな花も、どんなレストランでも お行儀よく食事ができる。
 


誰かが困っていれば、誰かが助けて。


そこには 何の打算もない。

家族だから。


家族なのに、一緒にいると楽しくて。



みんなが正直に 何でも話して。


昔と同じように。


昔以上に。