「えらく早く懐いたね、もう命の名前からとってみーちゃんでいっか。その子の名前」
「賛成〜改めてよろしくな。みーちゃん」

子猫、改めみーちゃんを起こさないように小声で話し合う2人の仲の良さに、
なんとなく羨ましいと思ってしまう。
私にはそんな友達も誰も居ないから......

「じゃあ、これから3人で面倒みようね!」
「え?」

私の思念を笑い飛ばすかのように明るい声に、思わず耳を疑った。