世間体を気にしてか、服を着て見えるような場所には決して手を出さず、
代わりに服で隠れるようなお腹や胸、背中を
ことある事に殴られて蹴られる。

時々タバコの火を押し付けられる事もあるし
お湯を張ったお風呂に引きずっていかれて、
頭を沈められる事もあった。

母のいない日は自分の部屋ではなく、
決まってベランダで寝泊まりさせられていた。

身体中につけられた醜い傷跡を必死に隠しながら、母のいる前では明るい子を演じながら毎日を過ごしている。