よかった…倒れてなかった…。


「高橋先生!遅いから心配しましたよ!何してたんですか!」


高「え?心配してくれてたの?」


高橋先生は私が心配してたことに驚いたらしくて、悠斗さんと謎の目配せをしている。高熱だったんだから心配するくらい普通だよね?


「そりゃあしますよ!廊下とかで倒れてるんじゃないかと…。とりあえず、早くベッドに横になってください!」


高「ん?お前本当のことまだ言ってないのか?」


中「え?うん、言ってない。」


さっきから、“種明かし”とか”本当のこと”とか2人してなに隠してるんだろう。


高「へぇー、おもしれ〜。」


なんだか分からないけど、高橋先生はヘラヘラしてる。


「ちょっと高橋先生!早くベッドに横になってください!熱あがっちゃいますよ?」


高「ベッドに横になるのは真湖ちゃんだよ?」