高橋先生が、退院を祝福しに病室に入ってきた。


高「あれれ…?もしかして、俺ナイスタイミングじゃない?」


高橋先生、全然ナイスタイミングじゃないし!てか、忙しいんじゃないの!?


中「その通りだよ。これ終わったら退院なんだけど。」


高「じゃあ俺抑えてるから、やっちゃいな。さっさと終わらせよう。」


高橋先生はあっという間にブランケットで左手だけ出して、私の体をグルグル巻き付けた。完全にミノムシ状態でビクともしないんだけど!


「高橋先生これは嫌です!ほどいてください!」


高「俺1人で真湖ちゃんのこと固定する自信ないからね〜。」


中「じゃあもう一回消毒するよ。

……はい、チクってするよ。」


「待って!ストップ!」