やだやだ騒いでる真湖を無視して、針を近づける。


「刺すよ。一瞬我慢な。」


真「んっ!痛いっ!無理!」


「ごめんなー、もう少し。

……よし、入ったよ。お疲れ様でした。」


留置針は長いし、真湖の血管は逃げて大変だったけど微調整すると無事入った。


真「痛かった…!!グスッ」


「ごめんごめん。でも、もう終わったから。腫れたところ冷やすか。」


真「…気持ちいい。」


腫れたところにアイスノンを当ててあげた。


「よかった。今度からは隠さないで早く言えよ?」


真「…多分」


「多分じゃ困るよ。」