そんな中病院内で仲良くしてくれていた友達が急変し、意識不明の重体となった。

その時、友達の親はとても悲しんでいた。
もちろん私も声が枯れるほどに泣いた。

その友達は何とか意識を取り戻したが、
その後1ヶ月も経たないうちに息を引き取った。

その時私は、私もきっとこの世から居なくなるんだ。そう思った。
その時の私の年齢はわずか10歳

同学年の子達より一足先に命の尊さを学んだ。