えっ?
えっ?
私の手をがっしり握る黒羽くん。
帰らせてはくれないようだ。
「このまま終わると思うか?まだリハーサルは序盤だ。こっからが本番だ。おれがいいって言うまでおとなしく言うこと聞け」
「ま、ま、待って。分かったから手離して」
「離さねえよ。逃げられたら困る」
ヤバイヤバイ。
これはまずいよ。
叫ぶしかないかな?
叫んだら誰か助けに来てくれる。
だって緊急事態だもん。
「た、た、たす...」
な、な、な...なんてことぉ?!
叫ぶ前に口を塞がれた。
そして甦る記憶。
黒羽くんとの出会いは衝撃的なキス。
うるさくしたら口を塞ぐと言われた。
それは永遠に継続するらしい。
なんで早朝3時にポッキー食べた後キスするの?
頭おかしいって。
ってか、長い!
離して。
離してよっ!
私は力の限り、黒羽くんの胸を押して引き離した。
「おっと」
「また勝手にキスして!いい加減にして!」
「さあや、学習しろよ。さあやよりおれの方が力は強い。さあやが口ごたえしても、おれは一瞬でまた仕留める」
そ、そんなの...そんなの卑怯!
だけど、もう何も言えない。
逆上したら黒羽くんの思うつぼだ。
「しっかし、朝から最高の栄養もらったよ。ありがとな」
「栄養って、私食べ物じゃないから」
「今日はここまでにしてやるけど、いずれさあやはおれの食べ物になる。今から楽しみだ」
「意味不明っ!さいってえ!ほんともう関わりたくないっ!」
「おい、うるさいぞ!静かにしろ」
と、その時。
えっ?
私の手をがっしり握る黒羽くん。
帰らせてはくれないようだ。
「このまま終わると思うか?まだリハーサルは序盤だ。こっからが本番だ。おれがいいって言うまでおとなしく言うこと聞け」
「ま、ま、待って。分かったから手離して」
「離さねえよ。逃げられたら困る」
ヤバイヤバイ。
これはまずいよ。
叫ぶしかないかな?
叫んだら誰か助けに来てくれる。
だって緊急事態だもん。
「た、た、たす...」
な、な、な...なんてことぉ?!
叫ぶ前に口を塞がれた。
そして甦る記憶。
黒羽くんとの出会いは衝撃的なキス。
うるさくしたら口を塞ぐと言われた。
それは永遠に継続するらしい。
なんで早朝3時にポッキー食べた後キスするの?
頭おかしいって。
ってか、長い!
離して。
離してよっ!
私は力の限り、黒羽くんの胸を押して引き離した。
「おっと」
「また勝手にキスして!いい加減にして!」
「さあや、学習しろよ。さあやよりおれの方が力は強い。さあやが口ごたえしても、おれは一瞬でまた仕留める」
そ、そんなの...そんなの卑怯!
だけど、もう何も言えない。
逆上したら黒羽くんの思うつぼだ。
「しっかし、朝から最高の栄養もらったよ。ありがとな」
「栄養って、私食べ物じゃないから」
「今日はここまでにしてやるけど、いずれさあやはおれの食べ物になる。今から楽しみだ」
「意味不明っ!さいってえ!ほんともう関わりたくないっ!」
「おい、うるさいぞ!静かにしろ」
と、その時。



