長さ15センチくらいのポッキーを挟んで向かい合う私と黒羽くん。
緊張して手汗びっしょり。
そして心臓がバクバクいって昇天しそう。
こんな危険なゲームやらない方がいいって。
前園さんを殺さないであげて。
「よし。じゃあ始める。さあや先に噛め。おれが合図する」
「分かった」
ここまで来たらやるしかない。
さっさとやって終わらせよう。
私は先端に口をつけた。
「じゃあ、よーい、スタート」
私は一瞬噛みついて直ぐ様離した。
しかし、黒羽くんはもう一方の先端からガリガリしながらポッキーを吸い込んでいく。
これに何の意味があるのか分からない。
よくよく考えてみたら面白い...!
うふふふ。
何この顔...!
「あははは!な、何その顔!あははは!」
「お前っ!おれの顔見て笑うんじゃねえ」
「あははは!」
お腹を抱えて笑った。
は~あ。
面白すぎでしょ。
こんなんじゃ、前園さんをドキドキさせるどころか笑わせちゃうよ。
こんな早朝に、こんなゲームで笑うことになるとは思わなかった。
完全に1本取られました。
私の負けです。
緊張して手汗びっしょり。
そして心臓がバクバクいって昇天しそう。
こんな危険なゲームやらない方がいいって。
前園さんを殺さないであげて。
「よし。じゃあ始める。さあや先に噛め。おれが合図する」
「分かった」
ここまで来たらやるしかない。
さっさとやって終わらせよう。
私は先端に口をつけた。
「じゃあ、よーい、スタート」
私は一瞬噛みついて直ぐ様離した。
しかし、黒羽くんはもう一方の先端からガリガリしながらポッキーを吸い込んでいく。
これに何の意味があるのか分からない。
よくよく考えてみたら面白い...!
うふふふ。
何この顔...!
「あははは!な、何その顔!あははは!」
「お前っ!おれの顔見て笑うんじゃねえ」
「あははは!」
お腹を抱えて笑った。
は~あ。
面白すぎでしょ。
こんなんじゃ、前園さんをドキドキさせるどころか笑わせちゃうよ。
こんな早朝に、こんなゲームで笑うことになるとは思わなかった。
完全に1本取られました。
私の負けです。



