腕まくりしたアナタ

恋愛(学園)

Ryu./著
腕まくりしたアナタ
作品番号
1597040
最終更新
2020/05/07
総文字数
11,556
ページ数
21ページ
ステータス
未完結
PV数
212
いいね数
0


物静かで、周りの女の子達に比べて、女の子としては全然で。




それでも、彼が私を必要としてくれているから、




私も周りに何言われても、気にせずに過ごしてきた。









…でも、突然現れた、私より可愛い子。




あの子に笑顔を向ける彼を見ているのが辛くて、




でも、彼が私だけを見てくれていると信じていたから我慢できた。









なのに…




「海里先輩とキスしちゃったの!」




偶然、あの子とあの子の友達が話しているのを聞いてしまって…




「美愛!違う!あれはあいつが…!」




「嫌だ!言い訳なんて聞きたくないっ!」




彼の言葉も信じられなくなって、顔も見たくなくて、




現実から目を逸らしていた私を、




「轟、泣きたかったら泣いていいんだ。」





腕まくりしたアナタは、私を抱きしめながら慰めてくれたね。















美人で物静かだけど、とても優しい高校二年生の
轟 美愛(17)


×


イケメン・運動神経抜群・人望が厚い
体育教師で男子バスケ部顧問
木内 圭吾(26)









美愛の失恋から生まれた、先生×生徒の切ない物語です。







あらすじ
主人公の高校2年生、美愛は同じ部活のキャンプテンである海里と付き合っている。…が、新入生で入部してきた後輩マネージャーが海里とキスをしたという話を聞いてしまい、それがきっかけで海里と別れることに。立ち直れずにいた美愛を、担任であり顧問の木内先生が支えてくれて…。次第に、先生の優しさに惹かれた美愛だったが、先生には婚約者がいて…。切ない女子高生の気持ちを記した作者の処女作です。

目次

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