「おおっ、すっげー金髪!
ぅえええっ、こっちの人、髪が青い!
何人っ!?」

花伊が目を丸くしていると、

「目が口よりでっかい…」

便乗するように晶がぼそりとつっこむ。



うわあぁぁーっ!!


と、突然結子が叫んだ。

「ど、だしたユッコ!?」

当然ながら、ビビった花伊。

「知り合いでもいたー?」

ズレたことを尋ねる晶。


「この人達っ、鼻の穴が無いっ!!」

大声でそう答えた結子。



一瞬、後の2人がしんと静まり返った。


「うわぁっ、マジだ!」

遅れて反応した花伊。

「鼻呼吸出来ない~www」

けらけらと笑う晶。