「いや、耳だ・・・あいつさ髪も真っ暗で華奢で、普通の女にみえたかど・・・」





「けど?・・・けど、どうしたのよ」





「・・・あいつの耳・・・ピアスホールだらけだった、俺の手も払ったときも左手で払って右手は武道の構えをしてた、何かあるんだろな」





2人の顔が固まっている




ピアス、そんなの全然気づかなかったと少し動揺している舞仁


てか、手払われたあの数秒でどんだけ頭回るんだよと俺に感心している輝威






「大丈夫だとは思うが、気をつけろ」



「わかったわ・・・」

「はーいよっ!空海!」



俺の族に昔スパイが潜り混んでたことがあった、


そいつはダチだった、



だったのに族の仲間を呼び出し情報を吐かせようとした


それから俺は人をあまり信じれなくなった