驚いて顔を上げると 「…こう言うコト。」 少し息を切らした廉くんが現れた。 「廉士ぃ~。」 突然、甘い声を出す女の人。 「…お前と別れたの何年も前だよな?何でこの子に忠告してるワケ?今更、何?」 「え…?廉士…?ど…どうしたの…?」 別人のような廉くんの言動に女の人は困惑している。 私が闇白さん登場で嬉しい光線を送ってるので廉くんは横目でチラリと私を見た。 廉くんの目が一瞬、呆れた。