「…自覚、なかったのか?いや、今のは聞かなかった事に…。」





「出来るわけないでしょーがッ!?ハッ…すみませんッ。」





課長を遮って突っ込むが、我に返り謝る。





「いや…原因はこちらにあるから気にするな。でもまぁ、妹みたいだけど何か違うし一緒にいて楽しいとかドキドキするならもうそれは確定だぞ。」





「ぐッ…。」





…何も言えねぇ。




“な~んか違う”は意識してたってコト…なんだな。