____それからしばらくして 「上白さん、上白さん。例のもの、届いたらしいですよ。」 「うわッ、雨藤ビックリするだろ。」 廊下で雨藤が小声で引き留めた。 何だか悪巧みをしてるような顔だった。 「上白さんが今日の呑み、営業部の飲み会で行けないから今言うしかないじゃないですか。」 ちょっとふてくされる雨藤。 ちょっとカワイイ。