天音が気を遣って場を盛り上げようとする。





「学生ん時は家の事とかあって彼女作ってる余裕も暇もなかったからな。それにそう想える相手もいなくて2人と友だちしてる方が楽しくてさ。」





俺は天音に説明しながら内心はコシキに説明していた。




まぁ、今はコシキもカヤベと付き合う気になったみたいだし。






「…じゃあ、今はそう想える余裕ができたってコト?」