「…うれしすぎて死にそう。」






「わ…私も…。」






私たちはお互いに見つめ合い、笑った。









___その週の週末、羽田課長と黒瀬さんに約束を取り付けて廉くんと2人のマンションにお祝いを届けに行った。






初対面のセレステくんと雪ちゃんに少しだけさわらせてもらって私たちは付き合いだした報告をした。





「上白くん、雨藤さんを悲しませたら許さないからね。」





「…承知してます。」





黒瀬さんに忠告されて廉くんは正座をして頷く。






4人で笑いあって幸せを噛みしめた。