「あぁ、そうだな。羽田課長も気に入るだろ。」 「ご満足していただけてよかったです。」 廉くんと私は丁寧にお礼を言ってデパートを出た。 しばらく歩くと程よく人がいる大きな公園に入った。 「造ってくれた人、いい人でよかったね。」 「そうだな。休み明けに羽田課長と黒瀬さんの都合聞いて渡すか。」 「うん、そうだね。」 天音が笑う。 その笑顔がキラキラした見えて俺は天音からさっき受け取った紙袋を取ると 「…天音。」 小さく呟いた。