天音の唇が震えながら答えた。





一瞬、俺の心臓がドキッと大きな音を立てたが、天音の返答にホッとして俺は天音に笑うとまた歩き出した。






そのまま、デパートに向かった。







天音は受け取り表をレジにいた店員に渡す。





「雨藤様、お待ちしておりました。先日は失礼いたしました。こちらが猫ちゃん用のフードボールになります。」





見せられたフードボールはとてもかわいらしく猫好きには堪らなそうだ。





天音も




「何これ?かわいいッ。」