久しぶりの ちゃんとした料理。

佳宏は 美味しいを連発して、嬉しそうに 食べてくれる。
 

「今日 料理頑張ったから 詩帆ちゃんのお風呂 まだなの。佳宏 入れてくれる?」

食後、詩帆を抱いて ソファに移動した佳宏に 美咲は言う。
 

「うん。詩帆ちゃん、今日は パパとお風呂ですよ。」

詩帆をあやしながら、佳宏は立ち上がる。
 
「もう入るの?少し 休んでからでいいよ。」

詩帆を 美咲に渡す佳宏に、美咲が言うと、
 
「詩帆ちゃん、眠くなっちゃうでしょう。」

と言って、佳宏は バスルームに向かった。