琉星「はい、ジュース。」
山田君は私にジュースを渡してくれた








奈菜「ありがとうー!」
私たちはベンチに座った









琉星「佐々木は次に見たいのとかある?」









奈菜「山田君はどうなん?私より。山田君のオススメを巡りたい!」
私はパンフレットを渡した









琉星「あ………探す。」
山田君はパンフレットを受け取った










カールさんよ〜。ジュースやぞ〜









カール「あのさ。ジュースってなに?」









え?

うーん。液体?いやいや、飲料水?









カール「ふーん。飲料水ね。」


カール「って!これお前が飲んだんじゃ………?」









うん。そうだけど?









カール「はぁー!飲めないよ!」









なんで?









カール「なんでって………why?」









………ん?









カール「だから……これはその…あの………間接……キッスに……なるのではと………おも」









そういうのは関係ないって言ったのは誰?









カール「はぁ!?キッスとハグは全然次元が違うだろ!」









その、キッスやめて

あなたはハグがOKなら間接キスも
普通なのかなって思ったの








カール「んなっ………。」
カールは顔を赤くした








無理ならいいよ

新しいの買ってくるから

喉乾いてんでしょ?









カール「いや、じゃあ要らないよ。新しく買ってもらうだなんて申し訳ない。」








つか、ストロー使わなかったら
飲めるんじゃない?







カール「ああ。確かに間接キスにもならない。」








なんで間接キスを気にするの?








カール「いや。お相手いるのにそれはさすがにって。」







私、直接したことあるから








ブ─────!!


カールは飲み物を吐き出した