昼休みに入って、間抜けなわたしはハッとした。 お弁当……! 持ってくるの忘れた……! というよりも、すっかり頭から抜け落ちていた。 お財布は持ってきたから、購買部に行けばなにか買えるかな。 「綾乃〜、あたし購買行くけどどうする?」 「わたしも行く〜!」 なんて話していたら、廊下の方からざわめく声が聞こえた。