同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!


──チュッ


唇に温かいキスが降ってきた。



「ななな、なにすんの!」


「だめだった? 綾乃が落ち込んでるように見えたから」


「ひ、人前でなんて……恥ずかしすぎるよっ」


わたしはとうとう顔を上げられなくなった。



周囲からは次々と叫び声が上がって、バタンと倒れる人の姿まで。


気のせいかもしれないけど、男の人の低い叫び声のようなものも混じっているような……。


「いいじゃん。これで綾乃は俺のだって知らしめられたし?」