同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!


「どうしたの?」


それでもわたしの視線には気づいてくれるなんて、嬉しすぎる。


「人気者だなって」


周囲に目配せして、ちょっとうつむき気味に歩いた。


すると、腕が伸びてきて千景くんの指先がわたしの顎をとらえた。


クイッと上を向かされたかと思うと、それはもう一瞬のできごとで。


妖艶に微笑む千景くんの顔が迫ってきたかと思うと……。