同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!


2学期──。


「きゃああああ!」


「千景様〜、おはようございます!」


夏休みが明けて、初日の登校日。


如月さんの送迎でリムジンをおりると、待ってましたと言わんばかりの女の子の大群が待ち構えていた。


相変わらず、人気者だなぁ……。


チラリと見上げた横顔は涼しげに前を向いていて、女の子たちには目もくれない。