って、誰の!?


「起きなきゃ襲うけど?」


「んっ……!?」


ハッとして目を開けて、しばしの間頭が回らずボーッとする。


すぐそばには整った千景くんの顔。



枕元に肘をついて、楽しげにわたしを見下ろしている。



「なな、なんで?」


「ぷっ、反応遅すぎ」


「……っ」


だって、隣に寝てるんだよ!?