──ギュッ 温もりが逃げてしまわないように、背中に腕を回してしがみついた。 「好き……だよ」 「俺も」 そう言いながら、千景くんがわたしの背筋を指で撫でた。 「ひゃあ!」 「ふはっ、背中弱いんだ?」 「もももも、もう!」 イジワル……。 でもそんなところも、たまらなく好き……。