「しっかりつかまってて」 「きゃあ!」 何事かと思いきや、お姫様抱っこをされてしまった。 水に濡れて余計に重くなったわたしの体を軽々と持ち上げて、部屋へと運んでくれる。 その姿は紛れもなく王子様そのものだった。