「ごめんね……せっかくのお誕生日なのに」 男の子が助かったのはほんとによかったけれど……。 あとさき考えないわたしの行動のせいで、千景くんをみっともない姿にしてしまった。 心苦しくて千景くんの顔が見られず、視線を下げる。 「わたし、千景くんになにもしてあげられてないよね……迷惑ばっかりかけちゃってる」 自分で言ってヘコんだ。