濡れたドレスが重くて、自力じゃプールから出ることができない。 うぅ……情けないな、わたし……。 「綾乃、手かして」 「ち、千景、くん……」 先にプールから出た千景くんがわたしに向かって手を差し出す。 その手を取ると、一気に上まで引き上げてくれた。