「綾乃〜!」


「ゆ、柚」


「綾乃ちゃん!」


「よう」


東条くんに水谷くんまで。


わたしたちの待ち合い室には、主に特Sクラスの人たちばかりが集められていた。


だからなのか、わたしと柚はとても浮いている。