同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!


「そ、それは、大丈夫だよ。わたし、こう見えて結構頑固だし、言い出したら聞かないところもあるもん。千景くんのこと、ちゃんと好きだから……」


恥ずかしさを押し殺してそう口にする。


だから千景くんが不安に思う必要なんてない。


「千景くんしか見えてないよ……?」


不安になってほしくなくて、恥ずかしいことを言ってしまった。


千景くんがしてくれたみたいに、背中に腕を回して思いっきり抱きしめる。


わたしがされて嬉しいことを、千景くんにも返したい。