同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!


「なっ……!」


わたしの慌てっぷりに、目の前の彼は小さく噴き出す。


「あ、ひとつ聞き忘れてたんだけど。もちろん、今野の告白は断るんだよね?」


恥ずかしさでいっぱいいっぱいのわたしに、鋭い目を向けてくる。


まさか、千景くんが怒っていた理由って……。


今野くんへの、嫉妬……?


コクンと小さく頷いてみせると、フッと表情をゆるめて千景くんは笑った。


嫉妬だなんて、まさか、ね。