同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!


とっさに手を伸ばして、綾乃の頬に流れる涙を拭う。


なんて温かい涙なんだろう。


愛しさがこみ上げてきて、抱きしめたい衝撃に駆られる。


俺に婚約者がいると勘違いして泣くなんて、どんだけ俺を虜にさせたら気が済むの。


可愛すぎだよ、ほんと。


「俺には婚約者なんていないよ」