同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!


それほど綾乃しか見えてないって、わかってる?


「千景、くん……」


月明かりに照らされた顔がハッとするほどきれいで、思わずドキッとさせられた。


悲しげに歪められる表情。


泣くのを我慢するかのように、唇を引き結びながらじっと俺を見つめてくる。


俺の知ってる綾乃はもっと子どもっぽくて、それでいて可愛くて。


普段とはちがう大人びた顔は、いとも簡単に俺の理性をグラグラ揺るがす。