「やばっ」 聞こえたのは千景くんの戸惑うような声。 「ほんとやめて、そーいうの」 え……? なんだか、焦ってる? 恐る恐るクッションから顔を離して、千景くんを見てみると。 「!」 ま、真っ赤……。 わたし以上か、同じくらい。 照れて、る? 千景くんが? 真っ赤な顔を伏せてうつむく千景くんを、思わずまじまじ覗き込む。