私はたっくんの手をそっと握った。
「…はいっ!!」
ふっと微笑み、再び唇が重なった。
たっくんの右手がブラウスの中を通って背中に回り込み、簡単にブラジャーのホックを外し、そのふくらみに直に触れる。
「…っ」
ギュッと抱き着くと、二度私の後頭部を優しくぽんぽんと撫でるように叩き、そっと押し倒す。
見上げた彼の顔は妖艶で、その瞳にすっと吸い込まれそう。
「陽菜…好きだよ」
いとも簡単に衣類が全て剝ぎ取られ、恥ずかしくなり布団で顔を隠す。
するとたっくんは一度私から体を離し、自身の衣類も脱ぎ捨てた。
鍛えられた美しい肉体が目に入り、直視できずに思わず逸らした。
たっくんは容赦なく布団を剥がし、私の上に跨ってくる。
秘部を苛め抜かれ、私の準備が整っていることを確認した彼は、脚を開かせ体を密着させた。
「…っ!」
たっくんのそれがしっかり当たっている。
それに気づいた私は何とも言えない恥ずかしさがこみあげてきた。
小さいころから知っている仲だ。
大人の関係を持つことになるなんて…当時は想像できない。
「陽菜…っ」
私を呼ぶ声と同時に、たっくんが入ってきた。
壊れ物を扱うように、優しく、私の上で動く。
絶頂はすぐに訪れ、そのまま深い眠りについた。