「今後の段取りについては山本さんが指揮を執って進めていってほしい。あとで、打ち合わせできますか?」
「はい、わかりました」
話がどんどん進んでいく中、私一人だけ置いてけぼり。
動画出演は確定事項ですか!?
「岡田さん、この後メーカーとの打ち合わせあるから、君も一緒に来て。それじゃあいったん解散で」
「わ、私が係長とですか?」
でも、山本さんのサポートが…と思い、ちらりと山本さんに目をやる。
何故か私に向けてグーサイン。
そそくさと出ていくたっくんの後を慌てて追う。
「あ、あの係長」
「ん?」
「山本さんのサポートは…」
たっくんは席に戻り、たったままカバンに書類を詰めながら答える。
「結構仕事にも慣れてきたと思うから、少しずつ違う業務にも触れていってほしいんだ。彼女のことなら気にしないで大丈夫。君の今後のことを彼女と話し合って決めたことだから」
もしかして…独り立ちというやつ?
まだまだわからないことたくさんあるけれど、やっと一歩踏み出せたのかな?
少しだけ認めてもらえた事実に思わず顔が綻んだ。
「はい、わかりました」
話がどんどん進んでいく中、私一人だけ置いてけぼり。
動画出演は確定事項ですか!?
「岡田さん、この後メーカーとの打ち合わせあるから、君も一緒に来て。それじゃあいったん解散で」
「わ、私が係長とですか?」
でも、山本さんのサポートが…と思い、ちらりと山本さんに目をやる。
何故か私に向けてグーサイン。
そそくさと出ていくたっくんの後を慌てて追う。
「あ、あの係長」
「ん?」
「山本さんのサポートは…」
たっくんは席に戻り、たったままカバンに書類を詰めながら答える。
「結構仕事にも慣れてきたと思うから、少しずつ違う業務にも触れていってほしいんだ。彼女のことなら気にしないで大丈夫。君の今後のことを彼女と話し合って決めたことだから」
もしかして…独り立ちというやつ?
まだまだわからないことたくさんあるけれど、やっと一歩踏み出せたのかな?
少しだけ認めてもらえた事実に思わず顔が綻んだ。



