あれから自分なりに試行錯誤して、説明の肉付けと根拠を徹底させて資料を作り直した。
ぼんやりとしていた商品イメージを具体化し、どんな部屋にも馴染むようにと提案したカラーを白からフリースタイルの他の商品とそろえた時にアクセントとなるような木目調のデザインに変更した。
軽量素材の知識も増やし、コスト面も考慮しながらどんなものを消費者が求めているのか、フリースタイルの消費者であった自分の見解も含め、熱意を持って説明する。
周りの顔つきが最初の時と比べて違うのは一目瞭然だった。
その雰囲気に手ごたえを感じ、緊張することなくプレゼンを終えることができた。
さて、問題はここからなのだが…
「…私からは以上です。何かございますでしょうか」
恐る恐る周りを見渡すと、たっくんとばっちり目が合った。
その瞬間ドキッと鼓動が速くなる。
これは恋愛的なドキドキというより、何か言われるかもという不安のドキドキだった。
身構えていると、彼の反応は予想にしていたものではなかった。
いつも私に向ける優しい笑みで、ゆっくりと頷いただけだった。
他に手を挙げる人はいない。
これって…
「前回と比べて、とてもいいプレゼンだった」
日高部長も、人に安心感を与えるあの笑みを見せた。
や…やった!!
ぼんやりとしていた商品イメージを具体化し、どんな部屋にも馴染むようにと提案したカラーを白からフリースタイルの他の商品とそろえた時にアクセントとなるような木目調のデザインに変更した。
軽量素材の知識も増やし、コスト面も考慮しながらどんなものを消費者が求めているのか、フリースタイルの消費者であった自分の見解も含め、熱意を持って説明する。
周りの顔つきが最初の時と比べて違うのは一目瞭然だった。
その雰囲気に手ごたえを感じ、緊張することなくプレゼンを終えることができた。
さて、問題はここからなのだが…
「…私からは以上です。何かございますでしょうか」
恐る恐る周りを見渡すと、たっくんとばっちり目が合った。
その瞬間ドキッと鼓動が速くなる。
これは恋愛的なドキドキというより、何か言われるかもという不安のドキドキだった。
身構えていると、彼の反応は予想にしていたものではなかった。
いつも私に向ける優しい笑みで、ゆっくりと頷いただけだった。
他に手を挙げる人はいない。
これって…
「前回と比べて、とてもいいプレゼンだった」
日高部長も、人に安心感を与えるあの笑みを見せた。
や…やった!!



