私の 何が変わったのだろう。

体の中で 何が起きたのだろう。


これが 愛を交わす歓びなの。

大人はみんな 知っているの。



甘い幸せが、燃えるような 歓びに変わっていく。
 


また一つ 階段を登ってしまった。


一段 上がっただけで 見える景色は全然違う。



もう下には戻れない。

こうして、みんな 大人になっていくのかな。
 


これからは 私から 亮太を求めてしまうかもしれない。

新しい世界は 甘美だけど 恐怖でもある。



変わっていく自分に慣れていないから。