高校生になってボディガードを付けられた件について。

着替えを済ませ、1人で玄関に向かう。


お父さんは、玄関で迎えてくれるって言ってたけど…


ドアを開けて外に出ると、お父さんが言ってた通り、3人の男の人が立っていた。



「おー!久しぶり、千隼ちゃん!!大人っぽくなったねー!」


「久しぶり、千隼ちゃん」


「ひ、久しぶり…あはは」



元気すぎる1人の男の人に少し戸惑いながらも、挨拶を返した。


この2人は双子で、顔がそっくり。


元気すぎるほうが天知 千理(アマチ センリ)くん。


落ち着いてて、おっとりしてるほうが天知 万理(アマチ バンリ)くん。


2人は、あたしが小さい頃に、よく遊んでくれたから、覚えてる。


もう1人の男の人は、初めてみる。



「ちょっとー、カレンさん!!千隼ちゃんですよ!」



千理くんが、カレンさんと呼ばれる人に声をかけた。


カレンさん、女の子っぽい名前だな…。


いや、あたしも千隼っていう男の子っぽい名前ではあるんだけど。


「カレンさん」は、ゆっくりこっちを向いて、ニコッと笑った。