エミリーとロサ・フェーリークス魔法学園



「入学までまだ6ヶ月ぐらいあるから
私と一緒に勉強していきましょう」

おばあちゃんがそう言ってきた


「そうするといいな。
貴族出身の生徒たちは魔法をちょっと学んでるしな」

世界1の学校だから
みんなちょっとは魔法を扱えるらしい


高度なものは
体がついていかないから無理みたいだけど


「さあ、話はこれぐらいにして。
エミリー、今日は疲れただろう。


部屋でゆっくりするといい」


おじいちゃんに言われるまで気がつかなかったが
外はもう日が沈んでいた