エミリーとロサ・フェーリークス魔法学園



「で、なんでこっちをずっと見てるんだ」


「えっ?!

あー、えっとね

レオはさすがだな〜っと思って」


間違ったことは言ってないよね、うん


「お前だって一発でできてたじゃん」


たしかに

私だってすぐできていたんだった


レオに

そうだねって言っといた




レオになんか変な目で見られていたけど


気にしないことにした



授業も終わりのほうになると


他のクラスメイトたちも

無効呪文ができるようになっていた