「で、なんでこっちをずっと見てるんだ」 「えっ?! あー、えっとね レオはさすがだな〜っと思って」 間違ったことは言ってないよね、うん 「お前だって一発でできてたじゃん」 たしかに 私だってすぐできていたんだった レオに そうだねって言っといた レオになんか変な目で見られていたけど 気にしないことにした 授業も終わりのほうになると 他のクラスメイトたちも 無効呪文ができるようになっていた