「それはある理由があったから。
でも言えないわ。また時が来たらね。」
そう言われてしまった
そのある理由を聞きたかったが
何も聞かないで
というオーラがおばあちゃんから出ていた
「さあさあ、まだお昼ごはんが残っているから
さっさと食べちゃいましょう。
この後、あっちの世界に戻らないといけないから。」
そう言ってオムライスを食べ終えるように言ってきた
「え、もう行くの?
まだ心の準備ができてないよ」
急に言われても
だって
さっきまで魔法の存在すら知らなかったわけだし
「そんなこと言ってないで、ほら。」
そう促されて私はオムライスを食べ始めた
オムライスはもう冷めてしまっていた

