わたしの大切な初恋くん

恋愛(ラブコメ)

左城りり/著
わたしの大切な初恋くん
作品番号
1596394
最終更新
2020/04/05
総文字数
1,656
ページ数
4ページ
ステータス
未完結
PV数
57
いいね数
0
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「ねぇ知ってる?あのふたり」


「あ〜婚約?してるんだっけ?」


「今でもそんなことあるんだ」


「私絶対いや!好きな人と結婚したい」


「家がお金持ちのお嬢様でもさぁ…」


「相手があれじゃねぇ…」


「「あの子可哀想だよねぇ」」



そうなんです、私婚約者がいて。

もう未来の旦那様は選べないけど。

でもいいんです。だって。



「おはよう、椎乃(しの)」


「おはようございます、理久(りく)」



もっさりした黒髪で

目が見えてるのかも分からない

眼鏡すら分厚いけれど


私が理久と初めて会った時から

かっこよくて、優しいの

誰よりも知ってるから


私の初恋は

みんなに認められながら

叶うんです。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

幼なじみで優しい婚約者

鈴下 理久(すずした りく)

×

大人しくて人気な優等生に見える

秋葉瀬 椎乃(あきばせ しの)



「理久は私の婚約者なのに
あなたは邪魔するのですか?」

「椎乃は本当にまだ俺のこと好き?」

「理久はこういう女の子が好きなの、知っています。だから、こうやって…。」

「じゃあ俺が短髪好きって
言ったら切るのかよ」

「切ります!」

「即答かよ」



椎乃はどうせ知らないけど

婚約をないことにだって出来る

それでもしないのは

どこぞの男に俺の椎乃を取られる

わけにはいかないから。

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あらすじ

秋葉瀬 椎乃(あきばせ しの)は

鈴下 理久(すずした りく)の婚約者。


椎乃はお嬢様で理久は普通の家庭

お母さん同士が生まれた時から親友で

同い年の男の子と女の子だったから

婚約者、なんてことを取り決めた。


私がそれを知った時、とっても嬉しかった。

理久はかっこいいから、あの見た目じゃなくなったらと思うと不安なの。

邪魔しないで。私の、大切な、大好きな


男の子なの。

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