からふる。~第20話~

遠くからサイレンの音が聞こえてきた。


黒羽くんがゆっくり私を放す。



「さあや」


「何?」


「これから...これから何があっても大親友でいてくれよな?」


「あ...うん」


「よろしくな」



サイレンの音が近づけば近づくほど、黒羽くんが遠ざかっていくように感じた。



続く...