「やめたよ。たった3日で」 ストローを咥えながら窓の外を眺めた圭斗が吐き捨てる。 マネージャーってそんな耐えられないほど大変な仕事あったっけ? 「ホントに? いじめとかで?」 「いや、もっとチヤホヤされるもんだと思ってたのに、案外部員が淡白だったからつまんなかったらしい。俺も友だちから聞いたんどけどな」 「うわぁ、なにそのクズ女…」 自信過剰にもほどがあるでしょ。