「あー、行きたくねぇ……。吐きそうなほど行きたくねぇ…」 「あーるー。ちょっとこっち向いて」 んだよ、と不機嫌に向けられたその艶のある薄い唇の隙間に飴をコロンと転がす。 「糖分足りてないんじゃない? それ食べて頑張れ」 「んま。ありがと……」 幸せそうな顔しちゃってさ。 そりゃモテるわ。