「非常に申し訳ありません! このおバカな私めに勉強を教えていただけないでしょうか!」 「はぁ……。まぁいいけど、その……なにそれ?」 日世が私の手元を指差す。 何を隠そう貢ぎ物のお菓子。 「よくわかんないけど、多分ポテチ…かな。スーパーで見つけた」 外国からの輸入ものらしいけど、イマイチ何なのかがわからない。 パッケージからするとポテチなんだけど、ジャガイモのスライスの横に生きた鶏が嘴を開いて今にも飛び立とうとしている図がある。