「何もそんなに怒ることないじゃんね!」 翌日、暁奈とのお昼時。 昨日お母さんにこっぴどく叱られた経緯を話すと、お弁当に入っていたブロッコリーを豪快にかじりながら笑った。 「お母さん寂しかったんじゃない? それか可愛いかわいい娘が年頃の男の家に上がり込んで帰ってこないことに焦ったのかもね」 「そんなわけないね」 いやほんとに。 ほんとにそんなことないから。